作品紹介
叔母と暮らすモード (サリ ー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日モードは、魚の行商を営むエべレット(イーサン・ホーク)が家政婦を探していることを知り、興味を持つ。モードは自立のため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が暮らす町外れの小屋のドアをノックした。
幼い頃から重いリウマチを患い厄介者扱いされてきたモードと、孤児院育ちで学もなく、生きるのに精一杯だったエベレッ卜。はみ出し者同士の同居生活は卜ラブル続きだった。しかし、モードが作った熱々のチキンシチューを口にして、エベットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。
一方、家の壁に描かれたニワトリの絵ですぐに彼女の才能を見抜いたエベレットの顧客サンドラは、モードに絵の創作を依頼。自分の絵が認められたことが嬉しいモードは、夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。いつしかモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来て…。