作品紹介
『女は二度決断する』『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督最新作。
ジワ・ハジャビはクルド系音楽家のもとに生まれ、ドイツのボンに亡命し音楽教育を受けるが、両親は離婚、底辺生活に。ある日、ストリートでブチのめされたジワはやり返したい一心でボクシングを覚え、カター(Xatar:危険なヤツ)と呼ばれるようになる。ドラッグの売人や用心棒などで金を稼ぐようになり、さらには、金塊強盗をして、世界的指名手配犯となり、収監されたドイツの刑務所内でレコーディングした曲でデビュー、本物の“ギャングスタ・ラッパー”となり、音楽プロデューサーとして成功する。
ドイツに実在する音楽プロデューサー、ラッパー、実業家でもあるカターの自伝をもとに、大胆に脚色を施した驚愕の実話。