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劇場版「空の境界」第七章「殺人考察(後)」+「終章/空の境界」

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©奈須きのこ / 講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable


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作品紹介

式。君を――――― 一生、許(はな)さない
「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる。コクトー?人は、一生に一人しか人間を殺せないって」
心の底から「特別」になりたかった。
その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。

それは4年前のこと。1995年。彼と彼女は出逢う。
翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。
その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻みだす。
同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて………今、4年後の1999年。彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。

4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごとに行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。

殺している、のは果たして「誰」だろう。だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。

殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて―――――。

望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。

監督 第七章:瀧沢進介
終 章:近藤光
キャスト 第七章:坂本真綾/鈴村健一/本田貴子/藤村歩
    中田譲治/保志総一朗 他
終 章:坂本真綾/鈴村健一
上映時間 第七章:122分
終 章:33分
上映期間 2018年1月20日(土)~1月26日(金)
鑑賞料金 1,800円
公式サイト http://www.karanokyoukai.com/
映倫区分 G

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