作品紹介
1983年、アルゼンチンの平和な街。裕福でご近所からも慕われるプッチオ 家は父アルキメデス(ギレルモ・フランセーヤ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。
しかし、長男アレハンドロが所属するラグビー チームの一人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らのまわりで金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所には不安な空気が流れる中、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。
ある夕飯の時間、アルキメデスは、妻の作った料理をキッチンから食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく。この家族には 誰にも言えない秘密がある―。