作品紹介
“世界で一番美しい少年”と称賛され、一大センセーションを巻き起こした少年がいた。巨匠ルキノ・ヴィスコンティに見出され、映画『ベニスに死す』(71)に出演したビョルン・アンドレセン。来日時には詰めかけたファン達の熱狂で迎えられた。だが彼の瞳には、憂いと怖れ、生い立ちの秘密が隠されていた…。
そして50年後。伝説のアイコンは、『ミッドサマー』(19)の老人ダン役となって私達の前に現れ、その驚愕の変貌ぶりは話題となる。
彼の人生に何があったのか。『ベニスに死す』に隠された真実。
“世界で一番美しい少年”が見た天国と地獄。50年の時を経て、今、すべてが明かされる――。