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不幸にもニニンがシノブ伝に関わってしまった関係者が織りなす悲喜こもごものストーリーを虚実交えずお届けする「実録 ニニンがシノブ伝アニメ化への道」。第一回目はシノブ伝をアニメにしようという、越えてはいけない一線をいとも簡単に越えてしまった大物H氏。働く男の哀愁を漂わせつつも、何故か垢抜けてしまっているこの実録日記は、某社課長の嶋を読むより明日の活力になる!・・・かもしれない。

第二部 "資金集め奮闘"篇

第四回

前回の件もあり、気を引き締めて4社目へアタック。
仮にD社としておきましょう。
いつものとおり企画書と原作コミック、そして試算書を提示。
「良心的な試算書だねぇ」
この業界で出回っている試算書をいくつか見たことがありますが・・・正直リアリティの無いものが多いです。

「参加しましょう」
とのお返事をいただき、ホッと一息

かくして『ニニンがシノブ伝』製作委員会無事成立とあい成ったのでした。


第三回

仮にC社としておきましょう。
さあ、これで決まりだ!
次の会社は前から参加確実なところだから問題なし!!
・・・などと油断してはいけない。

「今回は申し訳ないけど参加できない」
と予想外の返事。

社に戻り上司に報告
「どうする?」「制作は進んでるんだろ」
「大丈夫、なんとかします!」

こんなとき、島さん(現取締役)ならどうしただろう・・・
きっと凄い力を持った美女が現れて・・・
いやいやこんなんじゃいけない。現実に戻ろう。


むーん

第二回

仮にB社としておきましょう。
「ちょっと相談したい件があるんですが・・・」
「じゃあ○日の○時に」
そして提案の日・・・
「『ニニンがシノブ伝』という電撃大王に連載されている
作品なんですが・・・」
と原作コミックを渡す
「ちょっと読んでみます」

数日後・・・
ご提案した方の部下から電話(ちなみに彼とは古い付き合いで、
『一緒に仕事したいねー』と前から言ってました)
「これ面白いんで、やるやる!」「今度打ち合わせに行きます!」

打ち合わせの日
「これぐらいの出資と条件でお願いしたいんだけど」
「じゃあ、この権利も入れてこの出資額でどう?」
と思いがけず好条件で参加決定!
順調だ!順調すぎる!!
・・・だが、しかし、この後まさかの展開がまちうけているのである・・・


ヅラネタばかりですみません。

第一回
仮にA社としておきましょう。

「今度ご提案したい企画があるんですけど・・・」
「じゃあ御社に伺いますよ」
(ちなみにこのお方、社長だったりします)
「え、私から伺いますよ」
「新しいオフィスもみたいので」
(ちなみにこのお方、社長だったりします)

そして提案の日・・・
「『ニニンがシノブ伝』という電撃大王に連載されている
作品なのですが・・・」
「存じてます」「検討して急いでご連絡します」
この業界、「急いで」といわれても結構待たされたりするのが
常だったりします。

ところが・・・本当に数日後
「この企画、参加します」とのお返事をいただきました。
資金集め奮闘編、いきなり順調なスタートです。

現取締役風
       
    (C)2004 古賀亮一・メディアワークス/ニニンがシノブ伝製作委員会